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 鬼ごっこ~数え切れぬほどのキミへの愛を

市丸ギン誕生日おめでとう!!大好きだああああ――――っ!!!
(*σ`.σ)(*`∀´*)_∠※PAN!:・'゚☆。.:*:・'゚★゚
┌ii ♡♡♡ii┐由←ケーキとプレゼント
キミとルキアに出会った時からキミたちは私の(萌世界に於ける)すべてだ!!
      


「ルキアちゃん、捕まえた」

「ひいいっ!!!」

いきなり背後から抱きすくめられ、朽木ルキアは飛び上がった。
ここは資料室、ずいぶん先延ばしにしていた各隊に提出する書類作成に必要な資料集めと未返却であった資料整理とを今日中にまとめて終わらせてしまおうと集中していたため不覚にも気付かなかったのだ。三番隊隊長市丸ギンの接近に。

「なんや、色気ない叫びやねえ。もう少し艶っぽう啼いてくれん」

含み笑いをしながら更に強く抱きしめようとする腕を何とか外し、ギンに向き直るとルキアは怯えた表情を繕うと、自分よりもはるかに背の高い銀髪の死神をまっすぐ見あげ,くちを開いた。

「何故こんなところに居らっしゃるのですか、市丸隊長?今日は確か虚討伐の遠征に……」

「ああ、あれ。イヅルに代わってもろうた」

「ええっ!?」

ギンはにんまり嗤って、驚きのあまりあんぐりと口をあけてしまったルキアを見つめ返した。そのうっすらと開眼した淡い空色の瞳は何もかも見透かしているかのように悪戯っぽく笑っている。
机での書類仕事が大嫌いで、出歩いてばかりのギンではあるが、外回りの仕事は,ほぼ真面目にこなしているのは同期であり三番隊副隊長である吉良イヅルから愚痴混じりに度々聞かされていた。
そのため、度々、資料室での仕事中にギンに急襲され散々な目にあわされているルキアは,今日と言う日をわざわざ仕事日に選んだのだ。
しかし、そんなルキアの企てはギンにはとうにお見通しであったようだ。

「そ、そんな簡単に虚討伐の責任者が入れ代わってよろしいのですか?」

「ん――もともとボクかイヅルかどっちかが向かえばええ話やったんよ。今日、イヅルがどうしても遠征行きたいて言うからボクが代わってあげただけの話や」

「…………」

ルキアは絶句した。
おそらくイヅルは当日急にギンから討伐隊の責任者を押し付けられて泣く泣く出かけて行ったのであろう。山ほどの机の上の書類仕事に後ろ髪を引かれながら。何しろ、まず間違いなく遠征から帰ってきても、仕事がそのままであるのは確実なのだから。
イヅルの胃痛同様、持病になってしまうのではと思われる,ギンを前にした時にだけ起こる頭痛に頭を抱えたくなりながら、それでも何とか体面を保ちつつルキアは言った。

「副隊長がご不在だと言うことはさぞ仕事もたまっていらっしゃるのではないのですか?早く、隊主室にお戻りになってはいかがです?」

「ボク,その仕事に必要な資料を取りに来たんや。それでたまたまキミと一緒になっただけやん」

やや皮肉交じりのルキアの言葉であったが,この鉄面皮の狐が動じるわけもなく、ギンは飄々とうそぶく。
ルキアは小さくため息をついた。隊長のギンがわざわざ資料を取りに来なくても副隊長である吉良か平隊員の者がことあるごとにサボろうとする上司に口実を与えぬように事前に完璧に用意してあるはずである。
あからさまなギンの嘘に答える気力もうせたルキアは再び資料を探し始めた。
案の定、ギンは面白そうにルキアを見つめるだけで、資料を探すそぶりも見せない。

「なあ、ルキアちゃん。こないな仕事ほっといてボクとどっか行かへん?」

椅子にどっかりと腰掛け、小机に頬杖をつきながらギンはルキアを誘う。
全くこの男は資料整理の時間を休憩時間とでも思っているのであろうか。
うんざりしながらもルキアは表情を変えず、冷たく言い放つ。

「今は隊務中ですよ。それに資料は明日までに提出しなければ間に合わないものもあります。今日は、おそらく残業になりますから市丸隊長とお付き合いする時間はありません」

「ふうーん。じゃあ仕事が終わればボクとお付き合いできるっちゅうわけやね」

ギンの口角がにんまりと上がり、舌なめずりするかのような視線でルキアを見つめる。
一瞬ギンの視線にひるんだものの、ルキアは山積みの返却資料と膨大な量の必要資料が記されたメモを確かめるようにちらりと見た。

「え、ええ。まあ……」

二人がかりでやったとしてもとうてい今日中には終わりそうにない仕事量である。曖昧に応えるルキアにギンの細い瞳の奥がきらりと光った。

「その言葉忘れたらあかんよ」

言うや否や,ギンは小机の上に山積みとなっている返却資料を片手にひょいと乗せると、凄まじい速さで資料棚に戻し始めた。

「い、市丸隊長、何を!?」

でたらめに納めているに違いないと慌てたルキアは、資料棚に駆け寄った。

「――!?……」

ルキアは驚愕した。資料は場所も日付も内容も寸分狂いのない場所に戻されていたのだ。次々とギンが資料を納めて行く場所を追ったが,どれ一つとして異なる場所に納められた資料はない。
唖然としているルキアをしり目に、資料返却を終わらせると、ギンはルキアから必要資料が記入してあるメモをひょいと取り上げ、またもや瞬歩を使っているのではと思われるほどの速さで次々と資料棚から魔法のように資料を取り出していく。
瞬く間に全ての必要資料を小机の上に積み上げるとギンはにんまりとルキアに嗤いかけた。

「これで全部や。確かめてみ?」

ルキアはメモと資料を一つ一つ照らし合わせていき、それが全て必要書類であると確認すると、唖然を通り越して魂が抜かれてしまったかのような顔でギンをまじまじと見つめた。
そんなルキアの様子を見てギンは勝ち誇ったような顔で言った。

「ボクは護廷十三隊に入った時に、資料室の中にある資料は中身も場所も全部覚えてしまったんよ。まあ、最近はほとんど来ることもなかったから、ちいと時間かかってしもうたけど資料の分類はだいたいパターンが決まっとるから、たいして迷わんかったけどなぁ」

さすがは真王霊術院在籍中に500年に一人の逸材と言われた天才,市丸ギンである。
三番隊隊長の肩書は伊達ではなかった。本気を出せばギンに取って山積みのデスクワークも2日分の資料整理も造作もないことなのである。(滅多に出さないけれど……)
ギンは放心状態のルキアの頭を片手でポンポンと叩くと言った。

「このことはボクとルキアちゃんだけの秘密やで。ボクがこんなこと出来るてイヅルに知れたら,何が何でもボクに仕事させようとするからな」

「……」

自分が一日中どころか明日までかかると思っていた仕事を,ものの半時も経たぬうちに終わらせられ、しかも平隊員の仕事を他隊の隊長に手伝わせてしまったのだ。
誰にも言えるわけがないではないか。

「これで、今日はボクと付き合うてもらえるわけやね」

ギンのとんでもない言葉にルキアは放心状態から覚醒した。確かに時間はある。
資料整理は一日以上かかると思っていたため、今日は他に仕事を入れていなかったのだ。
それでも何とかこの場をごまかそうとルキアは必死で口を開いた。

「い、市丸隊長、私には他にも仕事が……」

「ルキアちゃんは、ボクと違うて嘘つきやないよねぇ」

言葉を濁すルキアにギンは意地悪く言い募る。
日ごろ嘘つきは嫌いだと公言している自分が嘘つきになってしまうのはルキアの矜持に反した。それにルキアの嘘などギンに通じるわけもなかった。
にこにこと笑いながら自分を見つめるギンを悔しげに見上げると,小さくため息をつきつつルキアは言葉を継いだ。

「では、他に仕事がなければお付き合いいたします」

「ええ子やね。じゃあ仕事が終わったら,ボクんちにおいで。待っとるから」

「えっ!?市丸隊長の家にですか?」

てっきり、お茶か食事に付き合えばよいのだと思っていたルキアは仰天した。

「そうや、ボクが手伝うたおかげで仕事が早う済んだんやから,こん位の我がまま言うたかてええやろう?」

ギンはわざと自分がルキアの仕事を手伝ったことを強調する。
これは明らかに脅迫だが、本意ではなかったとはいえ仕事を手伝わせたのだからルキアには返す言葉がなかった。

「ほんなら、家で待っとるからねぇ」

最悪の成り行きに硬直して立ちつくすルキアの肩を軽くたたくとギンは踵を返し、片手をひらひらと振りながら資料室を出て行った。
何時の間に調べたのか,しっかり片手に自分の必要な書類を持って。
ルキアはギンに集めてもらった(集められてしまった)資料を抱え、もう一度深いため息をつくと自分も資料室をあとにした。



憎らしい程、空は晴れ渡っている。
ルキアは市丸ギンの私邸に向かって歩を進めながら今日何度目かになるため息をついた。
大量の資料を抱え十三番隊隊舎に戻ったルキアは、膨大な資料整理と資料集めを午前中で終わらせたことを浮竹隊長に大いに褒められたあげくに、その後ろめたさ故に生じた顔色の悪さを理由に無理矢理早退させられてしまったのである。
自分でやり遂げたわけではない仕事で褒められるのは生真面目なルキアに取って屈辱以外のなにものでもなかったのだが,本当のことなど言えるわけもなく、落ち込みは募るばかりであった。しかも、早退までさせられるとは……

(なんという日だ…今日は厄日か……)

ぐずぐずと考えながら歩いているうちにルキアはギンの私邸の前についていた。
ギンの邸は隊長格が住まうにしてはこじんまりとしていた。朽木家の広大な邸宅に威圧感を感じていたルキアにはギンの屋敷は意外であると同時に,訪問に気負っていた肩の力を僅かに抜けさせた。
尊大に構えているかのような大邸宅は趣味に合わない。朽木家に不満があるわけではないのだが,これが生来の身の丈というものなのだろうか。
門が開けられているところを見ると、一足先にギンは自邸に帰っているらしい。
自分が早退したことまで筒抜けとは、ギンは自分に間者でも付けているのかと本気で疑いたくなってくる。
これで密かに狙っていた,たまたま早退したあとすぐに訪ねて行ったけれど市丸隊長はお留守でした,と言う少々姑息な言い訳も出来なくなってしまった。
ルキアは覚悟を決めて門をくぐり玄関扉の前に立った。
引き戸に手をかけるより早く戸が開き、ギンが顔を出した。

「な……市丸隊長……」

「いらっしゃい、ルキアちゃん早う中に入りぃ」

ルキアの肩を抱かんばかりに嬉しげにギンはルキアを邸の中に導いた。どうやら、近づいてくるルキアの霊圧はとうに感知されていたらしい。



客間に通されたルキアはギン自らがたててくれた茶を差し向かいで飲みながら、縁側兼渡り廊下の向こう側に広がる、庭を眺めていた。
やや手入れが行き届かないながら風情のある庭であった。朽木邸の隅々まで人の手が入った隙なく整えられた庭も美しいと思うが、ギンの邸の庭は木々の枝葉がふさふさとのびやかに茂り草花が好き放題に生えているように見えて、不思議と調和がとれていた。
池の水は澄んでおらず水草が生えているのでさえ、いい具合に荒れているというか見ていて飽きのこない庭であった。

「ボクんちの庭、気に入ったん?」見透かしたようにギンが問う。

「はい、風情があって心魅かれます」

ルキアは風に揺れている一群の秋桜に微笑みかける。

「ボクは不自然な庭は好かんのや。適当に好きに生えさせてやった方が花も綺麗に咲く。だから、通いの庭師にも手入れは最低限でええて言ってあるんよ」

ギン自らが茶を入れてくれたことからも分かるようにこの邸には通いの使用人しかいないらしい。

「今は秋の終わりやからたいして花は咲いとらんけど、春にはこんな庭でも結構綺麗やで。ルキアちゃんにも見せたいわ」

野に咲くような素朴な花が咲き乱れ、木々の葉が生き生きと緑に輝くころを思いルキアは微笑んだ。
この男とこんな穏やかな会話をすることになるとは,ここに来るまでは想像もつかなかった。

「綺麗でしょうね」思わず素直な思いがもれる。

「一緒に見いひん。ボクと、この先ずっと……」

「えっ……?」

ギンの瞳はまっすぐにルキアを見つめていた。うっすらと開眼した目から淡い空色の瞳が覗く。一瞬絡み合う視線、美しい藍紫の瞳が揺らいだが、その切なげで真剣なまなざしからルキアは視線を反らした。

「そろそろお暇いたします。すっかり長居してしまいましたゆえ……」

「さよか……」

立ちあがるルキアを見てギンも立ちあがった。
自分でギンの言葉をなかったことにしてしまったのに、ルキアはちらりとすがるような視線をギンに走らせた。
ギンの表情は変わらない、すでに閉じられてしまったかのような細い瞳の奥にある感情は読みとることはできなかった。
小さくため息をつくと、ルキアは玄関に向かおうとした。

「待ちい、ルキアちゃん」

数歩,渡り廊下を歩いたところでギンがルキアを呼びとめた。

「最後にもう一つだけボクに付き合うてくれん?」

「……?」

「鬼ごっこ。ボクが鬼や」

先程の雰囲気から一変したこの子供っぽい申し出にルキアの顔に苦笑が広がる。
ああ、やっぱり先ほどの言葉は戯言であったのか……真に受けなくて良かった。

「市丸隊長と私ではとうてい勝負になりません」

「そう言う鬼ごっことはちゃうよ。決まりがあるんよ。鬼は捕まえる相手の好きなところをひとつ言えば一歩近づける。逃げるもんは鬼の嫌いなところをひとつ言えば一歩逃げられる。玄関まで逃げられれば、逃げるもんの勝ち。捕まえられたら鬼の勝ち。走ることもないからボクが相手でも五分やろう。ルキアちゃんはその場所から始めてええし」

そんな鬼ごっこなど聞いたこともなかったが,気がつくと自分はギンから5歩以上も離れていた。強引に誘われた逢瀬なれど茶の礼に少しばかりギンの気まぐれにつき合ってもよかろう。

「わかりました。市丸隊長の嫌いな所を言えば良いのですね」

「うん。遠慮せんでええよ」

これに関しては遠慮などするわけがない。お遊びなのだ、無礼講でいかせてもらおう。
ルキアはまっすぐギンを見つめ口を開いた。

「いつもいつも、いきなり現れて私を驚かせるところ」
(おかげで何時までも胸の高鳴りが治まらない……)

ルキアは一歩進む。

「私が気にしていることをいつもずけずけと言うところ」
(私は何時まで経っても席官になれず,あなたに追い付くどころか引き離されていくばかり……)

ルキアはもう一歩進んだ。

「馴れ馴れしく触れて来るところ……」
(私を好きでもない癖に……)

ルキアの歩みが止まった。

「ことあるごとに私をからかってちょっかいをかけて嗤っているところ……」
(そんなに私が気に入らないのですか……)

引きずるように二歩進むとルキアはギンに背を向けたままうつむいてしまった。何故かひどく胸が痛んだ。
こらえきれず足元にぽとりと滴が落ちた。
ルキアは慌てて目元をぬぐう、これでは嫌われているのは自分の方ではないか。
背後からギンの声が響く。

「それだけしかないん?ルキアちゃん。じゃあボクの番やね」

ギンはひどく優しく言葉を紡ぐ。

「ボクは、キミの声が好きや。凛と響いて綺麗で、ずっと聞いていとうなる」
(あなたの声は音楽的で時々ひどく耳に心地いい……)ルキアは思う。

「象牙細工のような小さな手も」
(骨ばっているけれど細くて長い繊細な指を持った大きな手……)

「その桜桃のような赤くて小さい唇も」
(薄くて形のいい唇が嗤うのでなく笑ってくれた時……)

「その綺麗な烏羽玉色の黒い髪も好き」
(あなたのくせのないさらさらの銀髪の方がずっと美しい……)

「この世に二つとない宝石のような藍紫色の瞳、ボクが覗き込むたびに万華鏡のように表情を変えてきらきら光る……」
(あなたが時折開眼して見せてくれる澄んだ淡い空色の瞳…怖いくらい綺麗でいつだって私は目を逸らしてしまう…)

不意にルキアは背後から抱きしめられた。

「ルキアちゃん、捕まえた」

ルキアは驚いて肩越しにギンを見つめた。ギンは笑いをこらえている。

「あなたは私についてまだ五つしか言っていないのに、どうして!?」

ギンはそれには答えずルキアを抱きしめたまま、とうとうくすくすと笑いだした。
ルキアははたと気がついた、自分とギンの身長が40センチ以上違うと言うことを、当然足の長さも……
ルキアは自分のうかつさ加減に気付き、真っ赤になった。これでは最初の5歩などないも同然ではないか。

「卑怯ですよ!市丸隊長!あなたの一歩は私の二歩ではないですか!!」

「でも、捕まえた……」

しっかりとルキアを抱きしめたまま、ギンは耳もとで甘く囁く。吐息がかかり、全身に戦慄のような疼きが走る。しかし、そんな思いを振り切るようにルキアはギンの腕の中から身を離すと、淡々と言った。

「ならば、私が鬼ですか?」

「そやね。でもルキアちゃんはボクの好きなところ言えるん?」

「……」ルキアは答えられなかった。

「言えんやろ。ボクもキミの嫌いなところなんか、言えんよ。だからボクもキミもここから動けんなあ」

ギンの言葉に無言で唇を噛みしめていたルキアが叫んだ。

「嘘つき!嘘つき!!おまえは何時だって嘘しかつかぬ!!こんな鬼ごっこなど無意味だ。私は帰る!!」

それは静かな屋敷で幼子の泣き声のように哀しく響いた。敬語を取り落とした素の言葉を投げつけながら、瞳に涙をためてギンを睨む愛らしい鬼をギンは再び抱きしめた。今度はしっかりと正面から,耳もとに囁かれる吐息のような言葉。

「好きや、ルキアちゃん。大好きや……ボクはルキアちゃんの全部が好きや」

「私は……私は……おまえのことなど……」

ルキアの声が震える。ギンはルキアを強く抱きしめ歌うように祈るように言葉を紡ぐ。

「ボクが鬼ならキミを捕まえる。キミが鬼なら捕まえられる。二人とも鬼なら地獄に堕ちる……ずっとずーっと一緒に居るよ……」

ルキアは無言でギンの胸に顔を押し付ける。涙があとからあとから流れ、ギンの死覇装を温かく濡らしていく。
捕まえたかった、捕まりたかった、この美しい銀の鬼に。
この小さな邸で主そのもののような奔放な庭を愛し、春を、夏を、秋を,冬を……四季の流れを見つめ共に暮らすことが出来るなら、鬼になっても構わない……
捕まえたのはどちらだろう、捕まえられたのはどちらだろう。
銀の鬼は優しく囁く、それは祈りにも似た甘い呪詛……

「ルキアちゃん、捕まえた……」

返事の代わりにルキアはギンの背中にそっと腕をまわした。

                   
          〈END〉


〈あとがき〉
もう一回言わせてください!!市丸ギン誕生日おめでとう!!キミとルキアに出会った時からキミたちは私の(萌世界に於ける)すべてだ!!



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