ハロウィーン

せっかくのハロウィーンなので超SSですがUPいたしました(*´∀`*) 
    
「Trick but Treat!」

各隊へ渡す書類配布を終えて隊舎廊を歩いていた朽木ルキアの背後から聞き慣れた声がした。
そう,今日は奇しくも10月31日ハロウィーン。
後ろを振り向かなくとも隊務中にもかかわらず,こんな声をかけてくる男は一人しか知らない。三番隊隊長市丸ギンだ。
ルキアはギンに背中を向けたまま,くすりと唇だけで笑った。

『お菓子をくれないといたずらするぞ!』

の口上とともに子どもたちがお化けや妖精の扮装をして近隣の家々をお菓子をもらいにまわる異国の行事,ハロウィーン。
大方,自分が菓子を持っていないとたかをくくっているのだろう。
昨年はハロウィーンの何たるかも知らなかったため,ギンにいたずら(主に大人向けの)をされまくったルキアであるが今年は早い段階から常に一人の時はお菓子を持ち歩くようにしていたのだ。今年こそ死角はない!

「市丸隊長,どうぞ!」

にっこりと笑いながらルキアは懐から懐紙で包んだ干菓子を取り出すと,ギンに差し出した。その愛らしいドヤ顔にギンはにやっと笑うと菓子を受け取り懐にしまった。
これで放免とばかりに踵を返したルキアの背後からとんでもない言葉が聞こえてきた。

「さぁて,次はイタズラやね♪」
「え……?」

ギンは立ち去ろうとしたルキアの腕をくいと引くと簡単に腕の中におさめてしまう。そっと艶やかな髪を持ち上げ,愛おしげに首を傾け,ちゅとうなじに唇をつけた。

「ひっ…な!?お菓子は今わたしたではないか!?んむぅ…」

一瞬あっけに取られて硬直したが,即座に気をとり直し肩越しに振り向くルキアの唇を塞いでギンは言葉を封じる。その唇はイタズラっぽい笑みをたたえたままだ。ジタバタ暴れるルキアの動きを甘く封じながらギンは胸の中でつぶやく。

(さっきボクが言ったのは Trick but Treat 『お菓子をくれてもいたずらするぞ!』や♪聞き間違えたキミの負け♪)

どうやらハロウィーンの攻防も,いたずらについては筋金入りに年季の入ったギンの方が一枚上手なようである。

                 〈END〉


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まとめ【ハロウィーン】

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