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性食一致―和食朝ごはん ver

ローガン様からいただいたお題で『性食一致』,和食バージョンです(^▽^ゞ
超SSです!こんなに短いのに時間かかってしまってすみませんですm(_ _)m
白く輝くようにふっくらと炊きあがったご飯,和布と豆腐の熱い味噌汁,香ばしく焼きあがった塩鮭,黄金色のだし巻き卵,ほっくりと出汁のしみた肉じゃが,ぴりりと生姜をきかせた胡瓜の浅漬。食卓に並べられた朝の幸せな風景。

差し向かいで席につき互いに「いただきます」と唱和し箸をとる。

白いウサギの模様のついた朱色の塗箸を優雅な手つきで用いながら,胡瓜の浅漬けを桜色の唇に運ぶルキアの所作の美しさにギンは見とれてしまう。
その小さな白い手がひらりと紋白蝶のように舞う様は優美で愛らしい。小粒の真珠のような歯でサクサクと健やかに噛み締める音も,嚥下するときに微かに上がる形良い顎もこくりと震える儚げな喉も…何もかも。瞳を奪われる。本当になんて綺麗なのだろう。

思わず食事の手を止めてルキアの手元に見入ってしまっていたギンにルキアは不思議そうに問いかける。

「どうしたのだ,ギン?」

「え…っ!?な,なんでもないんよ」

慌てて食事を再開するギンの手元に今度はルキアの視線が注がれる。ギンの箸の持ち方が綺麗だと思う。
骨ばっているけれど細く綺麗な長い指が黒い塗箸に絡みつくさまにルキアの鼓動は少しだけ速まる。ギンの箸使いは正確で丁寧で,気品すら感じるというのにどこかひどく艶めかしい。なにか別の事柄と重ねてしまいそうでルキアは視線を膳に戻し,汁椀を手にとって息を整える。

(何を考えておるのだ,私は…はしたない…)

(朝からこないなこと考えとったらルキアちゃんに叱られてまうわ…)

差し向かいで座り,同じ事を考えながら,互いに気付かれぬように微かに頬を染める。
ほんのりと淡くときめいて,甘酸っぱい思いを胸に隠しながら,ふたり共に食事をとれる幸せに酔う。

美しく食事をとる姿は…互いにひどく官能的だ。


           END


あとがき
和食を綺麗にいただく姿って,妄想が湧きます。丁寧な箸づかいや,小さく響く咀嚼音なんかが普通の食事風景のなかに忍ばされた侘び寂びの性が散りばめられているというか。



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